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auひかりマンションでWi-Fiルーターは必要?おすすめ機種も紹介

ペル

「Wi-Fiが遅い」「つながらない…」──そんなとき、原因は回線ではなくルーターにあるかもしれません。

目次

この記事で分かること|auひかりマンションでWi-Fiルーターは必要?おすすめ機種と選び方

  • auひかりマンションでルーターが必要なケースと不要なケースの違いが分かる
  • Wi-Fiが遅い・不安定なときのチェックポイントと改善方法を理解できる
  • auひかり対応ルーターのおすすめ機種・選び方・設置のコツがわかる

この記事を読めば、「auひかりマンションでWi-Fiが繋がらない原因」を正しく把握し、 自分の環境に合ったルーター選びと設定で、安定した通信環境を整えられるようになります。 初心者でも迷わず最適な構成にできるよう、専門用語を使わずわかりやすく解説しています。

第1章:auひかりマンションで「Wi-Fiが繋がらない」原因の多くはルーターにある

ペル

最近、自宅のauひかりマンションでWi-Fiがよく切れるんだけど、契約の問題かな?それとも機器のせい?

クロ

それ、実はルーターが原因のことが多いんだ。auひかり自体の回線は速いけど、古いルーターや間違った設定がボトルネックになるケースがかなり多いよ。

ペル

ルーターって、ただWi-Fiを飛ばす機械でしょ?そんなに影響するの?

クロ

そう。けれどWi-Fiルーターは「無線信号の翻訳機」みたいなもので、性能や設定が悪いと、せっかくの光回線が台無しになるんだ。特にマンションでは電波の干渉も多いから、性能差がはっきり出る。

auひかりマンションの「Wi-Fiが繋がらない」「速度が出ない」といったトラブルの原因を探ると、実は回線よりもルーター側に問題があるケースが非常に多く見られます。

その理由は、マンション特有の環境にあります。鉄筋コンクリート構造や隣室の電子機器の干渉、古いルーターによる通信方式の非対応など、複数の要因がWi-Fi性能を低下させています。特に、5年以上前のルーターではauひかりの高速通信を活かしきれないこともあります。

また、Wi-Fiが「遅い」と感じるとき、実際にはauひかりの回線速度ではなく、家庭内のWi-Fi経路に問題があることも多いです。例えば以下のようなケースです:

  • 古いルーター(IEEE802.11nなど)を使っている
  • ルーターとONUを二重接続している(ダブルルーター状態)
  • ルーターが玄関や床置きなど電波を遮る場所に設置されている
  • 2.4GHz帯しか利用していない(5GHz非対応)

これらの問題は、すべてルーターの選び方・設定で改善できる可能性があります。逆に言えば、「正しいルーター選び」こそがauひかりマンションの快適な通信環境を作る第一歩です。

ポイント: auひかりの速度が遅いと感じたら、まず「Wi-Fiルーター」を疑ってみましょう。回線品質よりも、ルーターの性能・設置環境・設定方法が速度のカギを握っています。

第2章:そもそもauひかりマンションでルーターは必要?ONUとの違いを整理

ペル

そもそもなんだけど、auひかりの機器ってONUとかホームゲートウェイとかいろいろあるよね。あれって全部ルーターじゃないの?

クロ

似てるけど、実は役割が全然違うんだ。簡単に言うと、ONUは「光信号をデータに変換する装置」、ルーターは「そのデータを家の中に振り分ける装置」なんだよ。

ペル

なるほど、ONUはモデムみたいなもので、ルーターは分配器みたいなイメージか。

クロ

その通り!ただし、auひかりの場合はONUとルーターが一体化した「ホームゲートウェイ(HGW)」が設置される場合もある。だから、「自分の契約がどのタイプか」を確認するのが最初のステップだね。

auひかりマンションでは、建物の配線方式(VDSL方式/LAN方式/光配線方式)によって接続機器の構成が異なります。これにより、ルーターが「必要」か「不要」かも変わってくるのです。

配線方式利用機器Wi-Fiルーターの必要性
VDSL方式(電話線利用)ONU+HGWWi-Fi機能内蔵型なら不要/古い機器なら別途必要
LAN方式(共有LAN利用)ONU+ルーター必要(自分で設置)
光配線方式(各戸まで光)ONUまたはHGWWi-Fi機能内蔵型なら不要、非搭載なら必要

たとえば、VDSL方式のマンションでは、建物全体の配線が古く、部屋まで光ファイバーが届かないため、Wi-Fiが遅く感じることがあります。こうした場合、最新のWi-Fiルーターを自分で用意することで通信の安定性を大きく改善できます。

一方で、光配線方式のマンションでは、最新のホームゲートウェイ(例:Aterm BL1000HWなど)を使っていればWi-Fi機能が内蔵されているため、別途ルーターを設置する必要はありません。

ただし、HGWのWi-Fi性能は「最低限レベル」であることが多く、複数端末を同時接続すると速度低下が起こることもあります。4K動画視聴やゲームなどを行う場合は、性能の高い市販ルーターを併用する方が安定します。

注意: ルーターを追加する際は、ONUやHGWと重複してルーティングを行わないように設定を確認しましょう。特に「ダブルルーター」状態になると、接続不安定や速度低下の原因になります。

ポイント: 自分のマンションの配線方式と、貸与されている機器の型番を必ず確認しましょう。Wi-Fiが不安定な場合、ルーターを買う前に「どのタイプの機器を使っているか」を把握するのが第一歩です。

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第3章:ルーターが不要なケース|ホームゲートウェイ利用時の注意点

ペル

ところで、うちには「ホームゲートウェイ(BL1000HW)」って書かれた機器があるんだけど、それがあればルーターはいらないのかな?

クロ

その機種なら、基本的にWi-Fiルーターを別で用意する必要はないよ。auひかりのホームゲートウェイはONUとルーターが一体化していて、無線LAN機能も内蔵されているからね。

ペル

じゃあ、それだけでWi-Fiが快適に使えるってこと?

クロ

実はそうでもないんだ。ホームゲートウェイのWi-Fiは“おまけ機能”のようなもので、速度や電波範囲は市販の高性能ルーターには及ばないんだ。特にマンションでは、壁や鉄筋が電波を大きく減衰させるからね。

ホームゲートウェイ(HGW)を利用している場合、ルーターを別に設置しなくてもインターネット接続は可能です。 しかし、「不要=最適」というわけではなく、HGW内蔵Wi-Fiには次のような弱点があります。

  • 同時接続台数が少ない(多くても10台前後)
  • 電波の飛距離が短く、壁を隔てると届きにくい
  • Wi-Fi6(最新規格)非対応モデルが多い
  • アンテナ出力が弱く、混雑時に速度が落ちやすい

特にauひかりで貸し出されるBL1000HWなどの機種は、2018年ごろから提供が始まったモデルです。現在主流のWi-Fi6(IEEE802.11ax)ではなくWi-Fi5(IEEE802.11ac)対応であるため、複数端末を同時に使う環境ではどうしても限界が出ます。

もし「動画再生が止まる」「部屋の奥でWi-Fiが届かない」などの症状が出る場合、HGWの設定変更や中継機の設置で改善できる場合もあります。 それでも安定しない場合は、Wi-Fiルーターを追加して“HGWのWi-Fi機能をオフにする”構成がおすすめです。

注意: ホームゲートウェイと別のルーターを併用する際は、必ず「ブリッジモード(APモード)」に設定しましょう。ルーター機能を二重で使うと、通信が不安定になる「ダブルルーター」状態になります。

ポイント: ホームゲートウェイだけでWi-Fiを使える場合でも、性能は限定的です。複数のデバイスを快適に使いたいなら、市販のルーターを追加して通信環境を最適化しましょう。

より詳しく、速度低下の具体的な原因を知りたい場合は、こちらの記事も参考になります: auひかりマンションが遅い?原因と改善方法を徹底解説!

第4章:ルーターが必要なケース|速度低下・接続不安定のサインとは?

ペル

ホームゲートウェイがあれば十分だと思ってたけど、やっぱり市販のルーターを買った方がいいケースもあるの?

クロ

そうだね。特に「夜になると遅い」「部屋の奥で繋がりにくい」「複数台をつなぐと途切れる」といった症状があるなら、ルーターを追加したほうが確実に快適になるよ。

ペル

なるほど…それって、回線が遅いんじゃなくて、Wi-Fiの方がボトルネックになってるってこと?

クロ

その通り。多くの人は“回線のせい”だと思いがちだけど、実はルーターの性能や設定が原因で速度が出ないケースがかなり多いんだ。

以下のような場合は、Wi-Fiルーターを新しく導入または交換するタイミングです。

  • ルーターを5年以上使っている(Wi-Fi5以前のモデル)
  • 2.4GHz帯しか使っていない、または混雑している
  • オンライン会議・動画・ゲーム時に通信が不安定になる
  • マンションの壁や部屋の構造で電波が届きにくい
  • スマホ・PC・テレビなど複数端末を同時に使っている

Wi-Fiの規格(通信方式)も重要です。古い「IEEE802.11n」などの規格では、最大でも150Mbps〜300Mbpsしか出ません。 一方で最新の「Wi-Fi6(IEEE802.11ax)」対応ルーターなら、理論値で最大9.6Gbpsと大幅に速くなります。回線がauひかりの1Gbpsでも、Wi-Fi側でそれを十分活かせるかが重要です。

また、マンションのように複数の部屋や壁がある環境では、電波の届き方にも工夫が必要です。電波は壁や家具で弱まるため、リビングで快適でも寝室では遅くなることがあります。そうしたときは、「メッシュWi-Fi」や中継機を使うのも有効です。

ポイント: 「夜だけ遅い」「ある部屋だけ繋がらない」などの現象がある場合は、ルーター性能の限界が近いサインです。新しいWi-Fi6対応ルーターに変えるだけで、体感速度が何倍にもなることがあります。

注意: auひかりでは、マンションタイプによって通信方式が異なるため、対応機種を選ばないと速度が出ないことがあります。ルーターを購入する際は、「auひかり対応」「IPv6対応(IPoE)」と記載があるものを選びましょう。

Wi-Fiルーターの性能で悩む人は、まずこちらの記事でマンションタイプ別の速度対策を確認しておくと良いでしょう: auひかりマンションで速度が出ないときの全対策|タイプ別チェックリスト付き

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第5章:Wi-Fiが遅いときのチェックリスト|ルーター設定を見直す前に確認すべきこと

ペル

最近、ルーターを変えたのにまだWi-Fiが遅い気がするんだよね。設定が悪いのかな?

クロ

実は、設定の前に確認すべきポイントがいくつかあるんだ。意外と「配線」「設置場所」「電波帯域」など、物理的な部分で損をしているケースが多いよ。

ペル

なるほど。ルーターの中身をいじる前に、環境を見直すってことか。

クロ

そう。まずは次のチェックリストを見て、自分の環境がどれに当てはまるか確認してみよう。

Wi-Fiが遅いときの基本チェックリスト

  • ONUやHGWのランプ状態:「PPP」「AUTH」「LINK」などが点灯しているか。点滅や消灯は通信異常のサイン。
  • 配線の接続:ONUとルーターをLANケーブルで正しく接続しているか。電話線ポートに挿していないか確認。
  • 設置場所:床や壁際、電子レンジの近くは電波干渉を起こしやすい。できるだけ高い位置・中心に設置。
  • Wi-Fi帯域:2.4GHz帯は混雑しやすい。5GHz帯に切り替えて速度改善できるか試す。
  • 同時接続端末:同時接続数が多いと速度が分散する。使っていない機器はWi-Fiを切断。
  • ファームウェア更新:ルーターのソフトウェアが古いと不具合が起きやすい。最新バージョンへ更新。
  • 電源入れ直し:長期間ルーターを稼働させていると不安定になることがある。週1回程度の再起動が効果的。

このチェックリストをひとつずつ確認するだけでも、通信トラブルの半分以上は解決します。 特に「設置場所」と「帯域切り替え」は、見落としがちなポイントです。

2.4GHzと5GHzの違いを理解しよう

Wi-Fiの電波には「2.4GHz」と「5GHz」の2種類があります。2.4GHzは障害物に強いものの混雑しやすく、5GHzは高速だが壁に弱いという特徴があります。 マンションでは複数世帯のルーターが混在しているため、2.4GHzのチャンネル干渉が起こりやすいです。

帯域特徴おすすめ環境
2.4GHz壁に強く、遠くまで届くが混雑しやすいリビング〜廊下など距離がある場所
5GHz高速で安定、干渉が少ないが壁に弱いリビング・書斎などルーター近く

また、古いルーターでは5GHz帯に対応していない場合があります。ルーターの型番を確認し、「IEEE802.11ac」または「ax」と記載されているかチェックしましょう。

ポイント: ルーター設定をいじる前に、「設置位置」「電波帯」「接続台数」「配線」を確認するだけで改善するケースは多いです。

さらに詳しい改善策やタイプ別のチェックポイントを知りたい場合はこちら: auひかりマンションで速度が出ないときの全対策|タイプ別チェックリスト付き

そして、もしチェックしても改善しない場合は、こちらの記事で原因を特定する手順を確認してみましょう: auひかりマンションが遅い?原因と改善方法を徹底解説!

第6章:おすすめルーター5選|auひかりマンション対応モデルを厳選紹介

ペル

ルーターって種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからないんだよね。auひかりに合うモデルってあるの?

クロ

もちろんあるよ。auひかりマンションでは「IPv6(IPoE)」対応と「Wi-Fi6対応」のルーターを選ぶのがポイント。今の時代、この2つを満たしていないと本来の速度を出せないんだ。

ペル

IPv6ってよく聞くけど、それがあると何が違うの?

クロ

IPv6は“次世代通信方式”で、混雑している回線でもスムーズにつながる仕組み。auひかりでも公式に推奨されている方式だから、これに対応しているルーターを選べば安心だよ。

auひかりマンションでおすすめのルーター5選

機種名通信規格特徴価格帯
BUFFALO WSR-5400AX6SWi-Fi6/IPv6対応安定性とコスパの両立。マンションでも十分な通信範囲。約10,000円前後
NEC Aterm WX5400HPWi-Fi6/IPv6対応auひかり公式推奨モデル。直感的な設定で初心者も安心。約13,000円前後
TP-Link Archer AX73Wi-Fi6/IPv6対応同時接続数が多く、4LDK規模でも安定通信。約12,000円前後
ASUS RT-AX3000Wi-Fi6/IPv6対応ゲーマーにも人気。安定性と高速性に優れたハイエンド機。約14,000円前後
ELECOM WRC-X5400GS-BWi-Fi6/IPv6対応国内メーカーでコスパ◎。設定アプリが使いやすい。約9,000円前後

これらのモデルはいずれも、auひかりマンションでの利用に適したスペックを備えています。Wi-Fi6対応で複数台同時接続にも強く、IPv6対応で混雑時間帯の速度低下も防ぎやすい点が特徴です。

選ぶ際のポイント3つ

  • IPv6(IPoE)対応: auひかりの最新通信方式に必須。対応していないルーターでは速度低下の原因に。
  • Wi-Fi6対応: スマホやPCが対応していれば、体感速度が大幅アップ。
  • 電波範囲とアンテナ出力: 鉄筋マンションでは外付けアンテナ付きモデルが有利。

特に「NEC Atermシリーズ」は、auひかりの通信仕様に最も適合しており、初心者でも設定が簡単です。また、戸建て・マンション問わず安定した通信性能があるため、迷ったらこれを選べば間違いありません。

さらに、「自分のマンションタイプや契約プランに合うルーターを確認したい」という方は、以下の記事も参考にしてください: auひかり マンション 最安プラン徹底解説|料金・速度・キャンペーン条件(2025年最新)

ポイント: 高性能ルーターは一度導入すれば長く使えます。安さだけで選ばず、通信の安定性と対応規格を重視することが大切です。

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第7章:設置場所・設定ポイント|速度を最大限引き出すコツ

ペル

せっかく新しいルーターを買ったのに、まだ部屋によってWi-Fiが弱い場所があるんだ。設置場所とかってそんなに影響あるの?

クロ

めちゃくちゃあるよ。実はルーターの設置位置だけで通信速度が2倍以上変わることもあるんだ。特にマンションでは、壁や家具、電子機器の位置が大きく関係しているんだよ。

ペル

そんなに違うんだ…。じゃあ、どこに置くのがベスト?

クロ

ポイントは「高い位置・部屋の中心・電波を遮らない場所」だね。床や角、金属製の棚の近くはNG。できるだけ見晴らしのいい位置に置くのがコツだよ。

ルーター設置場所の基本ルール

  • 高い位置に設置: 床から1〜1.5m程度の高さに置くと電波が届きやすい。
  • 部屋の中央に配置: 壁際や角ではなく、家の中心付近が理想。
  • 家電から離す: 電子レンジ・テレビ・冷蔵庫などは電波干渉の原因。
  • 金属や水槽の近くを避ける: 電波が反射・吸収されやすい。
  • アンテナの向きを調整: 垂直+水平に交差させると広範囲に電波が届く。

特にマンションでは、壁の厚みや構造が鉄筋コンクリートの場合、電波が届きにくくなる傾向があります。そのため「リビングに設置して寝室まで届かない」というトラブルが多発します。

設定で改善できる3つのポイント

  • チャンネル設定を自動から手動に: 周囲のWi-Fiと干渉している場合は、チャンネルを1・6・11など固定値に設定。
  • ルーターの再起動スケジュール: 週1回程度自動再起動を設定しておくと安定性が向上。
  • IPv6(IPoE)を有効化: auひかり対応ルーターでは、設定画面でIPv6通信をONにすることで速度が安定しやすくなる。

また、Wi-Fi名(SSID)を「2.4GHz」と「5GHz」で分けておくと、デバイスごとに最適な電波を選びやすくなります。スマホやPCは5GHz、スマート家電は2.4GHzに接続するのが理想です。

ポイント: 設置場所と設定は「Wi-Fiの土台」。いくら高性能なルーターでも、配置が悪ければ本来の力を発揮できません。見直すだけで速度改善につながるケースが多数あります。

より具体的な速度改善策を知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています: auひかりの速度は本当に速い?実測データと評判を徹底検証|遅い・安定しない原因も解説

第8章:中継機やメッシュWi-Fiの活用で広い部屋も快適に

ペル

寝室とかキッチンだけWi-Fiが弱いんだけど、ルーターを変えても改善しないんだ。やっぱり限界なのかな?

クロ

そういうときは「中継機」や「メッシュWi-Fi」を導入するのがおすすめ。ルーター単体ではカバーしきれない範囲を補ってくれるよ。

ペル

中継機とメッシュWi-Fiって、名前は聞くけど何が違うの?

クロ

簡単に言うと、中継機は「既存のWi-Fiを延長する機器」で、メッシュWi-Fiは「複数のルーターが連携して1つの大きなWi-Fi網を作る仕組み」だよ。特に広い部屋や2LDK以上のマンションでは、メッシュWi-Fiが効果的なんだ。

中継機とメッシュWi-Fiの違い

項目中継機メッシュWi-Fi
仕組み親ルーターの電波を中継して延長複数ルーターが連携して広範囲をカバー
設定の手間やや難しい(SSIDが別になる場合あり)簡単(同じSSIDで自動切り替え)
通信速度中継経路で速度が半減することもエリア全体で安定した通信を維持
おすすめ環境ワンルーム〜1LDK程度2LDK以上、複数階層の住居

中継機は安価で導入しやすい反面、電波の中継時に速度が落ちるデメリットがあります。一方のメッシュWi-Fiは、どの部屋に移動しても自動で最適なノードに接続されるため、スマホやPCを動かしても途切れにくいのが特徴です。

おすすめのメッシュWi-Fi機器

  • TP-Link Deco X50: Wi-Fi6対応で3ユニット構成。3LDK規模までカバー可能。
  • BUFFALO AX3000+中継機セット: 手軽に導入できるメッシュ対応モデル。
  • Google Nest Wi-Fi Pro: シンプルなデザインと自動最適化が魅力。

これらのモデルはいずれもauひかりマンションで問題なく利用可能で、IPv6通信にも対応しています。特に「TP-Link Decoシリーズ」はコスパが良く、スマホアプリで簡単に設定できるため初心者にもおすすめです。

注意: メッシュWi-Fiを導入する際は、親機となるルーターを「ブリッジモード(APモード)」に設定しましょう。二重ルーター状態を防ぐことで、速度低下や接続エラーを回避できます。

ポイント: 広い間取りや壁の多いマンションでは、ルーター単体よりもメッシュWi-Fiのほうが安定します。無線の届きにくい部屋があるなら、最初からメッシュ構成を検討しましょう。

通信範囲を改善してもなお速度が遅い場合は、回線側の制限が原因かもしれません。詳しくはこちらの記事で確認してみてください: auひかりマンションで速度が出ないときの全対策|タイプ別チェックリスト付き

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第9章:Wi-Fiルーターを変えても遅い場合の対処法

ペル

高性能ルーターに変えたのに、まだ速度が出ない…。ここまでやってダメなら、もう回線の問題?

クロ

その可能性もあるね。ルーターを新しくしても改善しない場合は、回線設備やマンション内の配線方式、あるいは契約プランに原因があることが多いんだ。

ペル

なるほど。じゃあ、どこを確認すれば原因がわかる?

クロ

まずは「配線方式」と「契約タイプ」を確認しよう。VDSL方式だと理論上100Mbpsが限界だから、どんなに良いルーターでも速度が伸びにくいんだ。

ルーターを変えても遅いときのチェックポイント

  • 建物の配線方式: VDSL方式(電話線利用)だと速度上限が約100Mbps。光配線方式なら1Gbpsも可能。
  • 契約タイプ: auひかりマンションタイプの中でも、Vタイプ/Eタイプなどで速度上限が異なる。
  • プロバイダの混雑: 夜間や休日など特定時間帯だけ遅い場合は、プロバイダ側の混雑が原因。
  • IPv6(IPoE)設定: 有効になっていないと通信経路が混雑して速度が低下する。
  • LANケーブルの規格: カテゴリ5以下の古いケーブルを使うと速度が制限される。

これらをすべて確認しても改善しない場合、回線自体の制約が影響している可能性があります。特に築年数が古いマンションでは、VDSL方式での接続しか選べないケースもあります。

そのような場合は、次のような対策を検討しましょう。

  • 光配線方式への切り替えを相談: 建物の管理会社やオーナーに、光配線方式への工事が可能か確認。
  • 他回線への乗り換え: 同じ光回線でも「NURO光」「ドコモ光」「ソフトバンク光」などに切り替えることで改善することも。
  • プロバイダ変更: auひかり対応プロバイダの中でも、混雑が少ない事業者を選ぶ。

また、LANケーブルを確認するのも意外と重要です。カテゴリ5(CAT5)やCAT5eは1Gbps対応ですが、CAT6AやCAT7を使えばノイズ耐性も向上し、安定性が高まります。ルーターだけでなく、ケーブルや接続ポートも見直してみましょう。

ポイント: 「ルーターを変えても遅い」ときは、マンション全体の配線方式や契約タイプを見直すチャンス。VDSLなら最大100Mbpsが上限なので、光配線方式やIPv6対応プロバイダへの切り替えを検討すると◎です。

もし、どの改善策を試しても速度が出ない場合は、下記の記事で「マンション内での速度低下原因と改善方法」を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

👉 auひかりマンションが遅い?原因と改善方法を徹底解説!

👉 auひかりの速度は本当に速い?実測データと評判を徹底検証|遅い・安定しない原因も解説

注意: ルーターを買い替えるよりも、配線方式の変更やプラン見直しの方が効果的な場合があります。特にVDSL方式では物理的な上限があるため、契約内容を確認することが最優先です。

第10章:まとめ|ルーターでWi-Fi環境を最適化してauひかりをもっと快適に

ペル

結局、auひかりマンションでWi-Fiを快適に使うには、どんなポイントを押さえればいいの?

クロ

一番大事なのは「自分の環境に合ったルーターを正しく使うこと」だね。性能の高い機種を選んで、設置と設定をしっかりすれば、速度や安定性は大きく改善できるよ。

ペル

なるほど。Wi-Fiが遅い=回線が悪いって思ってたけど、実は家庭内の環境で変わるんだね。

クロ

そうなんだ。ルーターを軽視しがちだけど、ネット環境の中心を担ってるのはそこだからね。ちょっと見直すだけで毎日のストレスが減るよ。

本記事の重要ポイントまとめ

  • ルーターは「不要な場合」もあるが、性能面では市販モデルが圧倒的に優秀。
  • Wi-Fiが遅いときは、設置場所・配線・電波帯域をまず見直す。
  • ルーター選びのコツは「IPv6対応」「Wi-Fi6対応」「安定性重視」。
  • 広い部屋・壁の多い環境ではメッシュWi-Fiが効果的。
  • ルーターを替えても遅い場合は、配線方式(VDSL/光配線)や契約タイプを確認。

ポイント: auひかりマンションの速度を最大限引き出すには、「環境 × 機器 × 設定」のバランスが重要です。特にルーターは古いまま使い続けず、最新規格対応のものへ更新することで通信品質が格段に向上します。

注意: VDSL方式の物件では物理的な速度上限(最大100Mbps)があるため、どんなに高性能ルーターでも限界があります。その場合は光配線方式の導入や他社回線への切り替えも検討しましょう。

より詳しい改善策や速度比較を知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

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読んでくれてありがとうございました。今後もみなさまのお役に立てる記事を書いていきます。よろしくお願いします。

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